いいかげんシェイプアップしようとスポーツクラブに入会しましたが、エアロバイクを漕ぎながらiPod touchで今ごろ『みなみけ』を見ています。ANIです。こんばんわ。
や〜、ここんところ全然ゲームしてません。ファミスキ以降全然…。
正確には結構な時間ゲームしてるんですけど、仕事で某ゲームの続編の世界観デザインにがっつり技術供与することになりまして、ソレのシリーズ前作をむにーっと攻略本みながらぶらり旅な感じ。それってやってるうちに入れちゃ駄目じゃん?いい?
そこグレーゾーンだよな…。
でも往々にして、そうやってぴゃーっと気軽にやってる時間って結構楽しくて、まあそういう意味では楽しんでるのには違いないので、「ゲームしてる」ってカウントにしてもバチは当たらないか。
そもそもゲームとのつきあいかたなんて人それぞれで、真剣に攻略して骨髄まで吸い出せばエライって考え方もオカシイと常々思います。なーなーにヌルくやってても、制作サイドが言いたかった事とか表現したかったことが自分なりに掴めたり、それ以前に楽しい時間を過ごせればソフトも本望だろうさ。
で、そんなけだるい空気の中、最近ウチの弟君が見つけてきた「こ、これだけは何がなんでも絶対やってみたい」なゲームが『On Mirror’s Edge』
まずは公式サイトのスクリーンショットを見てくれよ!
この、清潔感溢れる都市の描写が極めて新しいじゃまいか。
あきらかに現実よりもキレイで無菌な都市に、ケミカルでRGBまるだしなド彩度の配色が際だっている。
とくに2枚めの写真に見えるオレンジ色の手すりに、兄弟揃って萌え狂って身もだえてしまいました。
あと、その下のパンチングメタルの床網の、エッジの部分だけ菱形の穴が「あいてない」表現のこまやかさとか…。
街をフィールドに据えるゲームの歴史では、ノイズとかゴミとかウェザリングといった、「負」の要素の力を使ってリアリティを構築していくのが主流だったと思う。しかしこのミラーズエッジの都市描写にはそういう負の要素が恐ろしいほど無いのだ。
純粋に無菌な状態を保ったままの鉄骨、クレーン、ブルーシート、広告、アンテナ、室外機、給水タンク…
これらの要素がおりなす、そのまま地面にハンバーグ置いても普通に食べれちゃいそうな感じはどうだ。
それは全然リアルじゃないし、明らかに不自然な風景だ。誰の視点にも届くはずのない場所に掲出された、1色印刷の広告看板も有り得ない。しかしこれだけ不自然なものを並べて、空や光線、カゲなんかは異常〜にリアルなベクトルを保っている。このギャップに萌えるんだなぁ〜。
清潔な都市描写といえば、『ジェットセットラジオ』シリーズの舞台になっていたトーキョーの街の風景も、トゥーンレンダーをはじめとしたアートディレクションの方向性のおかげかえらく清潔だった。しかしあそこにあった風景は、イラストレーションの手法の延長上にある3次元空間表現で、写真的リアリティの要素はそれほど無かった。(わずかに光についた色?)
ゲームを選ぶ上でのポイントとして「知らない別の世界で遊びたい」という気持ちに素直な人は、この無菌でリアルでアンリアルな世界にピンと来るんじゃなかろうか。
今からかなり楽しみな一本です。

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