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ローリング内沢(ライター・編集者)

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ゲーム&ウオッチ『BALL』

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 ”暑いと言ったら100円”ゲームが流行するほど、最近すごく暑いですよねえ。じつはボクの仕事部屋にはクーラーがないんですよ。毎年、扇風機ひとつで汗ばみながら仕事をしてるんですが……いまもキーボードがべたべたしてます。”崖の上のベタ”ですよ……なんだかよくわかりませんが。
 
 こんなときにこそ、心身ともにひんやりするホラーゲームの出番。最近遊んだホラーゲームのなかでオススメなのが、『ナナシ ノ ゲエム』(ニンテンドーDS スクウェア・エニックス 2008年7月3日発売 5040円【税込】)と、『DEMENTIUM-閉鎖病棟-』(ニンテンドーDS インターチャネル・ホロン 2008年6月26日発売 5040円【税込】)の2本。
 
 どちらもニンテンドーDSの作品なんですけど、据え置きゲーム機のホラーゲームに負けないくらいの”怖さ”があります。グラフィック的には据え置きゲーム機に劣るけれど、そこは演出面でカバー。ゲームの楽しさってグラフィックの美麗さだけではないんだな、と改めて認識しましたねえ。
 
 で、まず『ナナシ ノ ゲエム』は、15歳以上対象のホラーアドベンチャーゲーム。プレイすると1週間以内に死んでしまうという、”呪いのゲーム”を題材にしたストーリーで、プレイヤーはその”呪いのゲーム”に関わりながら想像を絶する恐怖体験をしていく、というもの。
 
 ゲーム内の”現実世界”と”呪いのゲームの世界”を行き来するという演出が斬新で、3Dサウンドを使ったリアルな効果音が、その”恐怖感”を増幅させています。ヘッドホンプレイがオススメ!
 
 そしてもうひとつの『DEMENTIUM-閉鎖病棟-』ですが、こちらは海外で好評を博したホラーFPSの移植作。プレイヤーは記憶を失った主人公となり、廃墟と化した病院から脱出するのが目的。
 
 ライフルや電動のこぎりなどの武器を使って、襲いかかるゾンビたちを倒していくんですが、ニンテンドーDSのグラフィックとは思えないほどの、恐怖感溢れる演出・表現が秀逸! 17歳以上対象の作品となっております。
 
 両作品とも、多少ながら細かい遊びにくさはあるものの、”怖さ”という点では他のホラーゲームを一歩リード。思わず、「ああっ!」と声を出してしまうほど、その世界観にのめり込んじゃいました。
 
 ボクはけっこうホラー映画やスプラッター映画などもイケるくちなので、この手のホラーゲームも好きなんですが、苦手な人にとっては、本当に途中で投げ出したくなるくらい怖いかもしれません。……今回オススメしたホラーゲームを遊んで、夜、寝られなくなっても責任は持てませんので……(笑)。
 

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profile

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

works

■連載・コラム
『新作ゲームクロスレビュー』(週刊ファミ通、ファミ通DS+Wii、ファミ通Xbox 360)
『ローリング内沢のピコピコやってます』(ファミ通Wave DVD)
『ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー』(Wazap!)
『ShowBiz24b(GAME)』(ゲーテ)
■単行本、ムック
『1990年代大百科』(宝島社)
『桃太郎電鉄USA オフィシャルガイドブック』(エンターブレイン)
■DVD出演
『BOSEの○○タイム』/(ファミ通Wave DVD)
などなど……詳しくはオフィシャルサイトへ

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