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ローリング内沢(ライター・編集者)

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 Wiiの”ショッピングチャンネル”でダウンロード購入できるWii専用ソフト、”Wiiウェア”。3月25日にサービスがスタートして、すでに半年が経ちましたが、ここ最近面白そうな作品が揃ってきましたよねえ。
 
 ”Wiiウェア”のメリットは、なんといっても価格の安さ。パッケージ商品とは異なり在庫を抱えるリスクがなく、また流通費などもかからない。そのため、ゲームメーカーにとっては低コストでゲームを制作することができるんですよね。これがデータ販売の良さのひとつかと。
 
 ゲーム機の性能が上がるにつれ、美麗なグラフィックの大作が遊べるようになった反面、ソフト1本の開発費がウン十億円を超えることも珍しくなくなった昨今のゲーム業界ですけど、開発費高騰が進んだことで大作を開発できるメーカーは限られてしまい、そのうえ売上の見込める続編ゲームが乱立……だからこそ”Wiiウェア”には、小粒でもいいからアイデア重視の作品に期待したいところ!
 
 そんななか最近、”Wiiウェア”でちょっとしたブーム(?)になっているのが、過去のゲームのリメイク版。リメイクというより完全新作と言ったほうが正しいんですが、『スペースインベーダー』の最新作、『SPACE INVADERS GET EVEN 逆襲のスペースインベーダー』をはじめ、『エイリアンクラッシュ・リターンズ』『ロックマン9 野望の復活!!』 『GRADIUS ReBirth(グラディウスリバース)』などが勢揃い。
 
 とくに、『ロックマン9 野望の復活!!』なんてファミコンテイストそのまんまだし、『GRADIUS ReBirth(グラディウスリバース)』も、スーパーファミコン風(もしくはMSX風?)のグラフィックテイスト。オリジナル版で遊んだ、ボクみたいなオッサンゲーマーにはニヤリとする仕掛けも盛り込まれていて、かなり熱いです。
 
 たぶん、これらのリメイク(?)系作品って、パッケージ商品としてわざわざ販売するほどのボリュームじゃないし、そういう意味ではまさに”Wiiウェア”向けの企画。
 
 さらにちょっと気になっているのが、”Wiiウェア”で10月配信予定の『メジャーリーグ・イーティング』という作品。
 
 ホットドック早食いでおなじみのフードファイター・小林尊さんを始め、ジャイアント白田さんや菅原初代さんなど実在の選手が登場し、食べる早さや量を競うというゲーム(笑)。
 
 フードファイトという題材自体が面白いんですが、さらにですよ、”おなら”や”ゲップ”などのアイテムを駆使して戦うゲームシステムなんだとか、これ、もうギャグの世界ですよ(笑)。
 
 でも、こんなアイデア勝負の作品が手軽にリリースされるのは”Wiiウェア”ならでは。とはいえ、見た目のアイデア勝負だけで中身の薄い作品だけが集まってしまわないことを願います。やっぱりゲームは実際に遊んでみてナンボですからね。触ってみて楽しいかどうかがいちばん!

profile

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

works

■連載・コラム
『新作ゲームクロスレビュー』(週刊ファミ通、ファミ通DS+Wii、ファミ通Xbox 360)
『ローリング内沢のピコピコやってます』(ファミ通Wave DVD)
『ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー』(Wazap!)
『ShowBiz24b(GAME)』(ゲーテ)
■単行本、ムック
『1990年代大百科』(宝島社)
『桃太郎電鉄USA オフィシャルガイドブック』(エンターブレイン)
■DVD出演
『BOSEの○○タイム』/(ファミ通Wave DVD)
などなど……詳しくはオフィシャルサイトへ

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