日本初の家庭用テレビゲーム機、エポック社の”テレビテニス”が発売されたのが1975(昭和50)年。ファミコンが誕生する8年も前のこと。とはいっても当時の子どもたちの”遊び”といえば、メンコやベーゴマ、スーパーカー消しゴムなどが中心。
35歳以上のオッサンゲーマーには、これらのキーワードに懐かしさを覚える人も多いハズ。かくゆうボクもそのひとり。
ニンテンドーDSで発売された『放課後少年』(ニンテンドーDS KONAMI 1月31日発売 5229円【税込】)は、そんな昭和50年代初頭の田舎町を舞台に、ノスタルジックな少年時代を体験できるアドベンチャーゲーム。プレイヤーは、父親の仕事の都合で1ヵ月後に引っ越すことになった少年”おさむ”となり、残された大切な日々を仲間と過ごし、数々の思い出を作っていくのが目的。
学校が終わってから日が暮れるまでの時間を自由に行動することができ、友だちとメンコやスーパーカー消しゴムで対戦をしたり、またブランコジャンプや、川での石切り、ホッピングやフラフープといった数々の懐かしい遊びを堪能することができる。
なんて言うのかなあ、自分の心の引き出しの奥に大切にしまってあった思い出がじんわりと蘇ってくる甘酸っぱいプレイ感覚がなんとも心地よい作品なんですよね。プレイ中、「そういえば”○○くん”は、いまごろ何をしているんだろう?」と、思うこともしばしば。
懐かしい思い出が蘇るたびに、当時の友だちに会いたくなったほど。ま、平凡な思い出ですけど、でも、まったく同じ体験は二度と味わうことは出来ないんですよね。
そんな貴重な体験を積み重ねた結果、いまの自分が存在している思うと非常に感慨深い。「たまにはゆっくりと思い出を振り返ってみることも大切だな」と感じさせてくれた本作。オッサンゲーマーに、ぜひ遊んでもらいたい1本です!



















